夜山(提灯山)

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試楽(土曜日)に曳かれる夜山(提灯山)は河和独特で、昼山とは別に作られていて上山の手すりにかけ行燈を付け中央に巻藁に竿をさし提灯を半球の形にし宮入りします。

この夜山、昔は地元の商工会(河和発展会)が夏に一宮の津島神社のちんとろ船と同じように船の上でつけられていたようです

昭和26年位から河和の春祭りに山車を作り山車のの上で提灯を点けられるようになったようです

昭和50年ぐらいからバッテリーを積んでロウソクの代わりに電球で明かりを点けていたようですが、平成3年ぐらいからやはりロウソクのゆらゆらした明かりが良いのではと山車保存会のメンバーの意見で和ロウソクが復活しました。

長い間北組だけでしたが中組もの声が高まり中組の夜山も復活し試楽の宮入は北中二台での宮入が復活しました。

北組の山車は台座に昭和26年4月夜山新調との記載があります、この台座に付けられている輪は戦時中河和にあった河和海軍航空隊で使われていた荷車の輪が使われていると言われています。

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